COPDと肺がんを考える

肺がんとタバコの喫煙の因果関係は、非常に長い間問題視されてきました。

 

しかし、最近はCOPDという病気と何が違うのかイマイチ違いが解らない人が多くなっています。

 

また、『タバコはがんに影響はない』と書かれている情報もあり、混同する人が後をたちません。

 

今回は、この2つの疑問に特化して内容を紹介していきます。

 

 

 

初めにCOPDとがんは別の病気です。

 

COPDは、慢性きせい閉塞性肺疾患といいます。これは、肺気腫という病気と、慢性気管支炎を総称した呼び名です。

 

肺気腫とは肺の細胞が損傷し細胞内の組織液が漏れ出して、肺に水が入っている状態になります。

 

慢性気管支炎は、気管に炎症が起こって気道が塞がっている状態になります。

 

次に肺がんは、細胞にがんができることを指します。

 

症状の特徴としては、生活に先に支障が出るのはCOPDで、肺がんのような吐血といった症状は出ないのです。

 

吐血をしたらレントゲンや肺の部分のCTを撮るようにしてください。

 

また、タバコの喫煙は肺じょうるいがん、扁平皮しがん、小胞がんに関しては、10〜20倍の発生率の差があります。

 

差がないという結果は全体のがんの罹患率のデータで統計を取っているものです。

 

この3つのがんはがんになると、再発率が高く完治しにくいがんの種類になります。

 

 

そのため、やはりタバコを吸うことによってがん細胞の発生率が増加することには変わりはないのです。

 

簡潔にまとめると、COPDと肺がんはべつの病気であり、タバコは肺がんの発生率を大いに高めているのです。理解の参考になれば幸いです。